煮梅

【材料】 青梅（大粒） ２ｋｇ グラニュー糖 １・５ｋｇ 〈２キロの青梅〉

【作り方】

１：青梅はよく水洗いしてザルに上げる。 ヘタを竹串で取る。

２：まち針で、種に当たるまで刺して、梅全体に穴をあける。（２０〜３０箇所くらい。皮が破れるのを防ぐため)

３：一晩、たっぷりの水に浸ける。

４：ホウロウの鍋にたっぷりの水と梅を入れ、弱火で１５分位煮る。

５：火からおろしたら、そのまま水温が下がるまで流水をごく細く流し入れる。（皮が破けないように鍋肌にあてるようにするとよい） 水を替えて、たっぷりの水に浸し、３０〜４０分おく。

６：４と５を３〜４回繰り返す。

７：６の柔らかくなった梅をさらに水を２〜３回替えながら、一晩おき、酸味や渋味をぬく。

８：ホウロウの鍋にグラニュー糖の１／４量と水２カップを入れて火にかけ、砂糖を煮溶かして冷ましておく。

９：７の梅を８の鍋に一粒ずつ、そっと並べ入れ残りのグラニュー糖を全体にかけてフタをし、８時間ほどおく。

１０：９の鍋を弱火にかけ、キッチンペーパーをかぶせて約１５分静かに煮る。 冷めたら、そっとすくいあげ、密閉容器に入れて冷蔵庫で保存する。

梅を煮たあとのシロップは、水や炭酸で割って梅ジュースとして、夏の間楽しみます。 煮梅は、手間がかかりますが、ふっくらと上手に煮上がった時はとてもうれしくなります。 気をつけていても、煮くずれてしまったものは、ジャムにします。 煮梅は、梅酒のようにアルコールがはいらないので、子供にも、下戸の私にもおいしくいただけます。