2002年1月 7日〜13日

今回の旅行は、寸前まで行く場所でもめました。ハワイに行こうと昨年から決めていたのですが、テロの影響で、私がアメリカと基地に関係する場所を拒否したために、ハワイ・グァムはパス。テロも内戦もまったく気にならない夫との交渉の結果、バリに決まりました。

行く予定のなかったバリでしたので、あまり資料もありませんでした。今回の旅行も、宿泊先やエアーチケット・アクティビティーをすべてインターネットで手配したため、私としてはちょっと不安な旅になりました。

私のバリのイメージは、天蓋付のベットの部屋とか、プールサイドでのんびりと一日をすごすといった優雅なものでした。夫のプロデュースによる今回の旅行は、そんな私のイメージとはまったく違うものでビックリです。朝から夜まで移動し続けで、ローカルなところばかり。怖かったり、気持ちがなえてしまうところにもだいぶ行きました。

救いは、宿泊でお世話になったVilla-iksが、想像以上に快適な別荘だったことです。

楽しいことも辛いことの何倍もあり、記憶に残る旅行でした。写真がたくさんですけれど、これからはブロードバンドの時代ということで、遠慮しないで貼りました。ご覧下さい。
通貨のレートは、2002年1月のものです。Rp78=\1
1日目
JALの往きの機内食。スモークサーモン、スモークチキン、ポテトとマカロニサラダ、チキンコルドンブルー、杏仁フルーツゼリー、テーブルロールです。時間もちょうど昼時で量も多くて満足。私はJALのスカイタイムというジュースが好き。このあとジャカルタに着く前にアイスもなか、ジャカルタ→デンパサール間でインドネシア風ちまきやクレープ、フィンガーサンドイッチ、レモンムース、フルーツ、海老せんべいが出ました。機内食からもいよいよバリが近づいて来たと実感。 トランジットで降りたジャカルタのトイレ。これが噂の水で洗う方式のトイレ!インドネシアの人は器用に洗うんだろうなあ。見たことないけど。(当たり前)

食事の横にトイレが2つ。ごめんなさい。

こちらはその和式版。こちらは手桶で水を汲んで洗う方式。うーん、手動式ウォシュレットというところね。

手桶の水は、どうやってかけるのでしょう?服にはかからないの?乾かすのは?手はどうやって洗うの?謎はつきません。


デンパサールにつくと、Villaのスタッフの方が迎えにきてくれていました。
2日目
これは今回バリ島で泊まったVilla-iksのロビー。バリの素敵な籐家具でしつらえてあります。

宿泊客は私達一組だけ。スタッフの方4名という贅沢な施設です。

こんなところで、一日ボーッとしていられたら、本当に幸せですね。

スタッフの方は、控えめな心配りをしてくださるので、とても快適でした。
Villa-iksのテラス。テラスの前にはみずみずしい水田が広がってます。水田では、農家の方が仕事をしています。夜になると、ドジョウを取りに、カンテラを持った人が遠くの道を歩いているのが見えます。

テラスには、小さなプールがあります。泳ぐことはできませんが、水浴びはできます。外から帰ってきて、お風呂の前に体を冷やすのに使っていました。
私達が宿泊した部屋の外観。
夜になると、やもりがギコギコないてなかなかよい雰囲気です。トッケイという大きなトカゲも住んでいるということでしたが、今回は会えませんでした。

部屋もお風呂も、とても広くて、清潔です。3人で一泊75ドル朝食付という、信じられないお値段でした。


バリの物価が上がったため、この後、少し値段を上げたそうです。
Villaの朝食。写真撮り忘れて半分ほど食べてしまった。トマトの切り方が可愛い!

朝食は、サラダ・玉子料理・トースト・果物・コーヒーというセットで、玉子料理は毎日変わります。

希望によっては、インドネシア料理でもよいのですが、私は朝はパンでないとだめなものですからこれで満足してました。


ウブドにあるヒンドゥ教の寺院遺跡、ゴア・ガジャへ行ってきまーす♪

Villa-iksのオーナーさんが、ガイドをしてくださり、しかも入場料を出していただきました。ありがとうございますヽ(´▽`)/

ゴアガジャは「象の洞窟」という意味で、11世紀に作られた寺院です。見学は15分ほどで終わります。観光客は私達だけ、でも、お土産屋さんは何十件もあり、みなさん生活できるのでしょうか?心配になります。

今回、観光地らしいところは、初日のここだけです。

カフェ・ロータス・ウブドのナシ・ゴレン。有名なだけあってパイナップルの器に盛られて素敵。焼き鳥とサラダとエビセン付。これを皮切りに息子は毎食ナシ・ゴレンを食べ続けました。よっぽど気に入ったんですね。

Rp27000. ≒\360
こちらはミー・ゴレン。インドネシア風焼きそばといった感じ。この後ミー・ゴレンもあちこちで食べましたが、私はカフェ・ロータスのが一番おいしかったように思う。
Rp26000≒
\333

インディアン・プレート。どちらかというとタイ風カレーかな。
ここカフェ・ロータスはその名の通り、蓮がたくさん咲いている大きな池が魅力的。ああー、バリっていう感慨にひたれます。
36000Rp≒
 \461
ビンタンビールの大瓶が\160ですから、家族3人で素敵なレストランで、お腹いっぱいたべてビールを飲んで1300円!!  あまりに安くてビックリしました。でも、この値段でも、バリの物価ではとても高いものだということが、後で分かりました。
ウブドのプリ・サレン王宮で公演のあったバリ舞踊「ラーマーヤナ」を鑑賞。ガムランの音や華麗な踊り。感動!手前に写っているのは猿役の子供達。一番前で見ていた私達に興味を示して寄ってきたり、猿の役同士でけんかしてみたり(多分、あのケンカは演技じゃないと思う)
公演の後に行ったグリヤBBQ。これはナシ・ゴレン・スペシャル。私は個人的にはここのナシ・ゴレンの味が思い描いていたものに一番近くて美味しい。

Rp15500≒ \198


夫が頼んだチキンBBQ。この後夫はこの料理を思い出すたびに文句を言っていた。おいしくなかったらしい。
ちなみにここのバリ・コーヒーで私はバリ・コーヒーの美味しさに目覚めました。

Rp33750≒\432  ライスRp2500≒ \32
ポークBBQ。濃い味が好きな息子に好評。

食事の後は、レストランの前まで、VのVilla-iksクトゥさんが車で迎えにきてくれました。

Rp33750≒ \432
 

初日は、バリの物価に驚かされました。3人で昼食1300円 夕食1126円  この他にも、パイナップルやマンゴーの生ジュースがRp6500≒ \83と驚異の値段。でも、次の日からは、さらにお安いレストランに入り続けることになるとは・・・。
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