ご飯の冷凍の仕方

ご飯の残り、どうやって冷凍していますか。
うまく、保存するにはちょっとコツがいります。

１　おにぎり一個分くらいを、ラップの上で四角く平らにのばします。
２　あら熱を取ってから冷蔵庫に入れます。

平らにしないと、保存場場所を取ります。この方が解凍しやすいのです。あまり量が多いと、少し食べたいときでも、全部解凍しなければなりません。

３　解凍するときに、水とお酒を少し振り掛けてから、解凍すると、冷凍ご飯のいやなにおいが減ります。
湯気が立ってきたら、良くほぐしてからもう一度あたため直します。

おにぎりの形にして冷凍すると、表面が熱くなっても、中は冷たいままになってしまいますよ。

魚の冷凍の仕方

魚は、どうやって冷凍しても鮮度が落ちますのでおすすめはしません。でも、釣りにいって大漁だったりするとどうしても冷凍しなければなりません。そんな時は下処理に気をつけてください。

えらや内臓をつけたままですと、雑菌も一緒に冷凍庫に入れてしまうことになります。冷凍庫が臭くなってしましますので、全部とってしましょう。

内臓を抜いたあとは、塩を振っておき水分を出します。

冷凍用ビニール袋にいれて、空気を良く抜いてから、冷凍庫へ。

解凍は、流水で半解凍してから、ペーパータオルでくるんで自然解凍を待ちます。

急がない時は、パーシャル室か冷蔵庫で解凍しましょう。あまり長い間いれておくと、ドリップがたくさんでてしまいます。夜に食べる時は、朝から冷蔵庫に入れて、次の日まで持ち越さないようにしましょう。


肉の冷凍の仕方

薄い肉は、そのまま冷凍してかまいませんが、厚い肉には注意が必要です。牛タンや、ローストビーフ用の塊などは、冷凍で買ってきたものはそのまま冷凍庫に入れればいいのですが、生のものは家庭の冷凍庫では冷凍できないと思います。

ステーキ用の肉でも、２センチが限界です。

ステーキ用の肉は、一枚一枚ラップに包んで冷凍します。冷凍したあとにホイールで包んでおくと酸化防止になるそうです。

解凍は冷蔵庫でします。朝入れて、夜食べる。それ以上入れておくと、ドリップが出てしまいます。

野菜の茹で方

土より上で出来る野菜はお湯から、土より下で出来る野菜は水から。

土より上の野菜とは、キャベツ。ブロッコリー・カリフラワーなど
土より下の野菜とは、かぶ、大根、ジャガイモなど

青物は、塩を一つまみいれると、色よく茹であがります。

かぼちゃ・大根

面取りして、煮崩れを防ぎます。面取りというのは、切り口の周りの角を削ぎとることです。

ごぼう・れんこん

お酢を入れた水につけてください。あくが抜けます。

いも・なす

切ったらすぐに水につけて色変わりを防いで、あくをぬきます。

里芋

ヌメリをとってから煮汁にいれないと、味がしみません。
皮を剥いたら塩をふってこすります。水から茹でて５分ほどであげます。それを水洗いしてヌメリをとります。それから煮しめます。
こうしないと、煮汁にヌメリがでて、味がしみません。

田舎煮のようにヌメリをそのままに煮たいときは、塩で揉んだあとにすぐに煮汁で煮始めます。

鍋返し　　煮汁をまんべんなく行き渡らせる。

野菜を和風の煮物にするときは、あまりたっぷりの煮汁で泳がすように煮るとおいしくありません。底の広い鍋で、すくない煮汁をじょうずに使って味をしみこませます。
煮汁が少ないと上のほうの野菜に煮汁が回りません。このため、鍋の両手をもってゆすり、中身の上下を入れ替えます。これを鍋返しといいます。

調味料を入れる順番は？

「さしすせそ」はよく知っているけど、どういうことなんでしょう。

正解
さ　酒　砂糖　し　塩　　す　酢　　せ　しょうゆ　　そ　味噌

なんで、せ　がしょうゆなんでしょう？　　そ　はソースじゃないの？
いろいろ疑問はありますが、こういうことに決まっているそうです。覚えておきましょう。

酒は材料をやわらかくするため最初にいれます。
塩を入れると材料がしまって、そのあとの調味料が染み込みにくくなるため、お酒のあとです。

砂糖は分子量が塩に比べて、大きいので塩より先に入れないと十分甘さが煮含まれません。従って、塩より前にいれます。もう一つの砂糖の効果は、身をしめる働きもあります。
この程度は、塩ほどではなく、柔らかくはなるが、煮くずれない状態になります。順序としては、酒、砂糖となります。

砂糖を入れるタイミングは、沸騰し、一次の灰汁がでた後にいれます。
砂糖を入れると、水分濃度が上がって、それ灰汁のでるのを押さえます。

しょうゆ・味噌は香りが命ですので、煮込みが終わったあとに溶かすようにいれるだけなので、最後のほうに入れるというのが理由でしょうか。でもお酢はなんで真中なんでしょうか？どなたか教えてください。